絵ものがたり正信偈 ひかりになった、王子さま

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絵ものがたり正信偈 ひかりになった、王子さま

文:浅野執持、絵:市角壮玄

出版社:法蔵館

 

 

—お経って実は物語!?

 

 皆さんは「お経」と言われたら「なんだか意味の分からないもの」、「難しいもの」というイメージをお持ちかもしれません。しかし、実は驚くことに、お経のほとんどが物語として語られている部分なのです。

 

 そして、そのお経の真髄を親鸞聖人というお方が、一つの偈(うた)としてまとめられたのが「正信偈(しょうしんげ)」です。「正信偈」といえば、浄土真宗でお勤めをされるので、もしかすると、知ってる!という方もいらっしゃるかもしれません。

 

その「正信偈」を、透明感のある絵と柔らかな言葉にのせてかかれたのが、この『絵ものがたり正信偈 ひかりになった、王子さま』です。まず、お経がこんなおしゃれな一冊になっていることも驚きですし、読み終わったあとになんだか、ほんわか優しい気持ちになったのがとても不思議でした。

 

 

こそだてオススメ絵本では、いつもは子どもさんに読んでもらいたい1冊をご紹介することが多いですが、今回の一冊は普段「母親として」「父親として」「社会人として」「大人として」頑張ることを否応無しに強いられることがある現代社会に生きる全ての人に読んでいただきたいなぁと感じました。

一体どんな内容なのか…気になった方は、是非、ご覧ください♬

 

   

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掲載日: 2018.04.28

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