被災地の声「医療費免除がなくなって嬉しい」

 (80代女性)

ご高齢の方を訪問すると医療費免除の期間延長を求める声をよく耳にする。

そんななか、彼女の「なくなって嬉しい」という予想外の言葉に驚かされた。

この言葉の向こうには、病院で支払に並んでいる患者さんの行列を横目に、

医療費が免除された自分が会計を素通りすることに対する、引け目があったようだ。

震災により、社会に迷惑をかけていると思わざるを得ない状況に投げ出されたこと。

そのことによる悔しさ、後ろめたさ、心苦しさを語ってくださった。

その一つひとつの想いのそばに居て、ただただうなずくばかりであった。

(安部智海)

 

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