被災地の声「自分だけだから、誰にも言えね」

(50代女性) 

この度の津波により家族を亡くしたのは、お住いの仮設住宅のなかでは自分だけだという女性のお宅を訪れた。

この仮設住宅のなかでは、ご家族を亡くしたことについて誰にも言えないようだ。 

ある時、ガスの集金の方が来られて、たまたま津波の話になった時のこと。

その方も家族を亡くされたと聞いて、溜め込んでいた思いが涙と一緒にあふれ出てきたという。

同じ経験をした者同士、お互い泣きながら気持ちを分かち合うことができたそうだ。

(安部智海)

 

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