
被災地で居室訪問活動を行う僧侶たちが、心に響いた言葉をつづります。
記事一覧
- 被災地の声「今でも海が怖い」
(10代男性) 仮設住宅を訪問すると、平日の昼間の時間帯ということもあって、ご年配の方と出会う...
- 被災地の声「これまでの二年は我慢できた。でも、これから二年と言われると…。」
(70代女性) 仮設に入ってから、わずか2年の間に、仮設にお住まいの友達6人が糖尿病や、くも膜...
- 被災地の声「今の自分に与えられた試練は孤独なんだ」
(30代女性) 両親を震災前に亡くし、家族は妹と子どもとペットだけだったそうだ。 しかし、津...
- 被災地の声「仮設に移ってから、心底笑えるようになった」
(70代男性) 被災する以前は、<できる男>として、 いつも周りから期待される姿を演じ、心底...
- 被災地の声「ゆとりが出たとたん、弱肉強食に逆戻りだもんな」
(60代男性) 度か訪れたことのある男性宅を訪ねると、 土地の売買でトラブルに巻き込まれてし...
- 被災地の声「震災直後は死にたいばかり考えていた、でも…」
(60代女性) 不意にこぼれ落ちた〈死〉という言葉に、大きく動揺させられた。 震災直後、思...
- 被災地の声「街がのっぺらぼうだ」
(60代男性) 被災直後、街の様子を見ていると、神様に住んではいけない所だと言われているような...
- 被災地の声「医療費免除がなくなって嬉しい」
(80代女性) ご高齢の方を訪問すると医療費免除の期間延長を求める声をよく耳にする。 そん...
- 被災地の声「元気?元気だよ。でもな、カラ元気だ」
(80代女性) 最近になってようやく、仮設での生活に慣れてきたという。 90才近いお兄さん...
- 被災地の声「幽霊でもいいから会いたい」
(60代女性) 私を僧侶だと知ったためだろうか。 「幽霊」という言葉にふいをつかれた。 津波被...