第3回講座 お寺で開催 認知症から学ぶ関係づくり—おれんじテラス—
認知症患者が急増する社会において、医療・介護の専門職やご家族だけでなく、地域の人々で支えていくことが大切です。歴史に目を向けると、古くからお寺は地域福祉の中心として、人々が抱える「生老病死」の苦悩に寄り添い、豊かな人生をサポートしてきました。この度もお寺を舞台に、経験豊富な精神科医と介護福祉士による、医学に基づいたわかりやすい講義と介護の実践体験を提供します。認知症対応の基本姿勢は、自分中心の見方を超えて相手の視点に立って物事を見ることです。これは日常のコミュニケーションや対人支援活動等、様々な関係づくりに通ずる学びとなるはずです。現場に基づいた実践的な内容でありながら、初心者でも楽しめるよう工夫した講座内容ですので、どなたでもご参加いただけます。毎回新しいお話と参加者同士の交流もありますので、リピーターの方も歓迎です。
< 企画概要>
◆日 時:2017年11月22日(水)19:00-21:00(18:30開場)
◆会 場:一念寺
京都府京都市下京区柳町324
◆お申込・参加費・詳細は下記URLよりご確認ください ※外部ページへ移動します
(facebookページ) https://goo.gl/8HJ1fk
◆主 催:おれんじテラス
企画協力:他力本願.net
◆おれんじテラスとは……?
認知症介護の体験講座を通じて一般の方に認知症の知識と介護のコツを広めるために、精神科医 東徹と介護福祉士 増本敬子を中心として立ち上げた「おれんじ畑」と、寺院を活用した認知症対応を考える西本願寺の僧侶と有志の人々が協働するプロジェクトです。「おれんじ」は認知症カラーとして広く知られています。「テラス」は開放的な「テラス」と「寺」の掛けことばで、認知症の方やその方を支える周囲の人々が安心して過ごせる場を目指しています。