【出張グチコレ】愚痴聞いちゃいました #76@坊主BAR
≪本日のグチコレクション≫
――21時00分開始――
◆30代男性1名
「部署移動を繰り返したことにより、自分よりキャリアが短く、元々自分の部下だった人間が上司となった」
「その上司より仕事ができる自信はあるのだが、そのことを口にすれば自分の立場が危うくなる可能性があるので言い出すことができない」
「結婚したいが相手がいない」
「親孝行をしたいという思いがあるのだが、一番の親孝行は自分が結婚することだと気付いてしまい、親に対して申し訳なさが募ってしまう」
→親孝行したいのにできないというのは、とてもお辛いことでしょう。
◆30代男性1名
「父親と会話がない」
→何かきっかけがあったのではなく、いつからか会話がなくなっていたそうです。
「ある出来事から父親を怒ったのだが、笑って流された」
◆30代男性1名
「仕事ができない上司のせいで迷惑する」
「社内恋愛しようとすると、女性の上司が嫌がらせをしてくる」
◆40代女性1名
「仕事における自分の立場上、部下の怒り役をしているのだが、部下が自分に対して不満を持っていることに気付いてしまい、悲しい気分になった。」
→自分の思いが相手に伝わらないというのは、とても悲しいですし悔しいことだと思います。しかし、この愚痴を言われた方は、部下が不満を持つのも当然のことだ、と言われていました。相手の立場に立って物事を考えるというのは、なかなかできることではありません。私も見習っていきたいです。
「新年度から管理職に就くのだが、周りの人間関係のこともあり、不安が大きい。」
――23時30分終了――
≪グチコレクター日誌≫
【とってぃ】
坊主BARでのグチコレは、京都タワー下でのグチコレと明確な違いがあります。それは、来談者の方が私たちを僧侶だと認識したうえで愚痴を話されるということです。私が僧侶であるかどうかは、場所の違いや格好で決まることではないですが、坊主BARで布袍を着て行うグチコレは、自然と心が引き締まります。
【ふしょう】
今日のグチコレはバーのお客様が代わる代わる来てくださり、たくさんのグチをいただくことができました。坊主BARでは僧侶の格好をしていることもあり、こちらの身の上を聞かれることも多いです。グチをお話された後、僧侶としての僕達を応援してくださる声をいくつも頂いたことが励みになりました。