【東京オトナグチコレ】「私を一番に見てもらいたい」 _東京グチコレ No.53
「私を一番に見てもらいたい」
恋愛についてのお悩みです。結婚をしていたが、離婚した。なぜ離婚をしたのか振り返ると、彼に対する私の行動がダメだったのではないかと慚愧の念にかられる。彼には、私をなによりも一番に思ってもらいたかったが、彼はスポーツなど好きな趣味があり、私を一番に見てもらえなかったのが、いやだった。そう思う私がダメなのだろうかというお悩みでした。(西)
愛する相手から一番に見てほしいと思うのは当然のことかもしれませんね。仏教では、「愛」は煩悩という欲望のひとつと捉えます。どんな人でも無償の愛を与え続けることは難しく、相手の為にと思っても心のどこかで見返りを求めています。「私はこれだけ尽くしているのに、相手は全然分かってくれない!」と。
だからこそ、一番に見てもらえていないという思いが生じ、苦しみも生み出してしまうものなのかもしれません。
そもそも何をもって一番なのでしょう。一緒に居る時間の長さ?その人にとっての会話の量?その人と目を合わせる回数?
そもそもこの世に「一番」という概念は有っても、実は本質は曖昧なものなのかもしれません。一番に捉われずにものごとを見ることが出来ると、心の在り様も変わってくるかもしれませんね。(二)
2016.1/21更新
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掲載日: 2016.01.21