【イベントレポ】Shinran’s day(いちろく市)

朝の掃除から始まった。京の町、毎月16日のフリーマーケット

 

Shinran’s Day(しんらんず でい)というものをご存知でしょうか?これは、西本願寺が2019年1月より毎月16日に開催している催し物です。なぜ16日なのかと言いますと、浄土真宗の開祖である親鸞聖人のご命日が1263年1月16日だからなのです。

毎月15日、16日には月命日法要を行っていたのですが、門信徒の枠をこえて多くの方にご参拝いただきたいとの思いから、法要に合わせて各種イベントも行うようになりました。

先日は、各種イベントの中から「京の文化体験」を取り上げましたが、本日は「いちろく市」というフリーマーケットのご様子をお伝えしたいと思います!

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いちろく市とは?

 

いちろく市とは、西本願寺の門と、その向かい側にある門前町(もんぜんまち)で毎月16日に開かれているフリーマーケットのことです。

今回、この「いちろく市」の取り仕切りを行なっている方にお話を伺うことができました。

かつて門前町には、近くに小学校があったそうです。ところがその小学校が廃校になり、門前町一帯は活気を失い、寂しくなってしまいました。そこで、門前町の活性化を図ろうと近隣住民の方々が朝の掃除を始めたことが始まりで、平成23年の親鸞聖人750回大遠忌法要をきっかけにフリーマーケットを始められたそうです。

 

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取材した日は、23もの出店がありました。様々なジャンルの出店があり、「八ツ橋」や「松風」といったお菓子、パンや野菜、また食べ物だけでなく、織物や小物類の物販や、さらには整体の体験コーナーもあります!

 

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LIFE SONGSプロジェクトや仏教謎解きゲームでは、度々お世話になっている明覺寺(めいかくじ)さんもご出店。こちらでは、明覺寺さんで行われている「夕方市」と提携して、野菜の販売を行うほか、祇園のお店と提携をしてお寿司の販売を行なっております。

明覺寺の副住職である柱本さん曰く、お寺を地域に開かれた存在にしたい、地域に知ってもらいたいという意図のもと、この「いちろく市」に出店されているそうです。

 

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(「おむすびcafe みちくさ」さん)

 

また、定期的に開催されていることで出店者同士の繋がりが生まれたり、これまでの出店者が新たな出店者を呼ぶといったこともあるとのこと。こうしたお店同士の繋がりが、地域の発展に貢献するのではないでしょうか?

いちろく市は9時から15時まで行われております。法要の前や後に、腹ごしらえに訪れるもよし、買い物に訪れるもよし……ぜひ、マーケットで賑わう門前町を味わってみてはいかがでしょうか?

 

 

Shinran’s dayの詳細はこちら

https://www.hongwanji.kyoto/see/event.html#b_06_02

 

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掲載日: 2019.05.27

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