「お寺は安心やな」と思ってもらえるように

（画像提供：中村さん）

 
――ご活動を通して、どういった気づきや成果がありましたか？
 
中村：やっぱり、地域の子どもたちにお寺という場所を知ってもらえたのが嬉しいですよね。
毎月の子ども食堂に加えて、５月にはバザー、8月には縁日を行いました。特に縁日には合計200人ぐらいの方々に来ていただき、お寺の認知度が格段に高まったと思います。
今後、イベント等を通して「何かあったときにお寺は安心やな」っていう認識が地域で共有されていけば、お寺を通したコミュニティもより強いものになっていくのではないでしょうか。
 
また、寄付の申し出を受けることも増えてきました。食料品の支援のほか、個人的に仲の良い他宗のお寺さんが毎月、御朱印での収入の一部をヒカリ子ども食堂に寄付してくださっています。また、活動を応援してくださる方がオリジナルシールを作ってくださり、御朱印の返礼として活用しています。こうした支援の輪やご縁の輪が広がっているのを感じますね。
 
――ありがとうございました。
 

編集後記

 
今回は、大阪府八尾市の光明寺で実施されているヒカリ子ども食堂についてお伺いしました。「今」を大切にしてほしいという中村さんの想いが感じられる催しでしたね。
そんな中村さんは、ヒカリ子ども食堂以外にもさまざまな活動をされています。次回は、中村さんのご活動についても伺ってみましょう。
 

大阪府光明寺について

【寺院名】

浄土真宗本願寺派 紫雲山 光明寺
 

【住所】

〒581-0065
大阪府八尾市亀井町4-3-3
 

【公式ホームページ】

http://komyoji-yao.com/
 

【ヒカリ子ども食堂 公式Instagram】

https://www.instagram.com/hikari_syokudou/
 

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