エンディングアート展08
2015年冬、京都の明覺寺で開催された「死」をテーマとしたエンディングアート展。2日間で111名の来場者を記録しました。会場には「死」をテーマとした作品、納棺体験ができる棺桶が本堂に展示されました。お寺を会場としたエンディングアート展、今回はその中の作品をご紹介させていただきたいと思います。
タイトル 宿り木
木口碧 生花
【作者の作品紹介】 今回は死後魂が戻るであろう場所をイメージしました。場が「芸術展」、そしてテーマが「死」ということで、無機質的な素材も多く取り入れ世界観を表現します。 【作者の「死」のイメージ、考え方】 死とは回帰。生命が尽き、その魂は生み出された場所へ帰ると考えます。そこは温かくて真っ白な場所で、記憶や気持ち全てきれいに浄化されてしまうような、少しの寂しさを帯びた不思議な感じのする場所ではないでしょうか。
2015.7/10更新
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他力本願ネット
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掲載日: 2015.07.10