エンディングアート展09
「死」について考えたことはありますか。2015年1月、2日にわたって京都の明覺寺を会場に「死」をテーマとしたエンディングアート展が開催されました。会場では「死」をテーマとした作品、納棺体験ができる棺桶が本堂に展示された。お寺を会場としたエンディングアート展、今回はその中の作品をご紹介させていただきたいと思います。
タイトル 生け花
竹内知奈美
粘土、絵の具、ビーズ、人形用の髪、ビン、造花、リボン|26.5(縦)×17(横)×8.5(奥行)
【作者の作品紹介】
花も人もやがて死を迎えるためにうまれてきた。いずれ枯れてゆくのならばせめて美しいうちに活けてあげよう。
花も人もそれを望むのかはわからないけれど。
【作者の「死」のイメージ、考え方】
「死」とはこの世に生きているものたちは誰も経験したことがない未知のもの。
しかし必ず誰にでも訪れるものでもある。
だからこそ、人は惹き付けられ、根拠のない死後の世界を思い描くのでしょう。
2015.7/15更新
Author
他力本願ネット
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掲載日: 2015.07.15