お寺でからっぽ体験 No.007-ヨガについて-
寺子屋あしたデザイン「お寺でからっぽ体験」No.007-ヨガについて-
お寺という空間でお灸やヨガ※1)を通じて少し自分自身を休める、そんな時間を過ごす「お寺でからっぽ体験」が今年も始まりました。
今回は、ヨガを担当されている瓜生(うりう)さんにお話をうかがいました。
こんにちは。今年もヨガの時間を担当させていただきます瓜生です。皆様は「ヨガ」とお聞きになると、どの様なイメージを持たれるでしょうか。身体が硬い上に三日坊主の私は、「身体が柔らかい方がされるもの」「毎朝、美しいポーズをとらなくてはならない」なんてイメージを持っておりましたので、随分とハードルが高いものでした。
しかし、今感じることは「自分らしく、心地よくできるヨガ」をご一緒したいということです。美しいポーズにも大切な意味が込められていると思います。しかし、まずは自分が「気持ちがよいなぁ…」と思えるものを。続けることの大切さも勿論あるかと思います。しかし、まずは「またやりたいなぁ」と思える心地よいヨガをご一緒に模索させていただければと思っております。
ヨガの効果は、心身がほぐれ、様々な不調が緩和されること、免疫力が高まること、ボディラインが整うこと等、様々です。しかし、その中でも私が驚いたのは「身体の痛みやだるさ」に意味があるというものでした。ただただ苦痛だった「痛みやだるさ」が、「無理を無理と感じ取れない自分への声」「自分を大切にする身体の声」だということを教えていただいた様に思いました。
また、今気づけば、お寺でこそ、その様な様々な物事の意味をお話をきかせていただいていた様に思います。自分にとっての悲しみ、苦しみ、寂しさをそのままに終わらせない、決して全てを無駄にはさせない在り方、はかりしれない阿弥陀さまのおはたらきを共に聞かせていただく本堂。その本堂で今年も皆様とご一緒させていただけること、楽しみにさせていただいております。
※1)yogaについて日本では「ヨガ」と「ヨーガ」と二つの表記があるそうですが、今回は「ヨガ」との表記をさせていただいております。
2016.2/3 更新
※ヨガとお灸は有資格者の指導のもと行っております。
次回の「お寺でからっぽ体験」の開催は2月26日。お申し込み、お問い合わせは下記でお待ちしております。