お寺でからっぽ体験 No.009
寺子屋あしたデザイン「お寺でからっぽ体験」No.009-年のはじめに身体をととのえるお灸-
前回に引き続き「年のはじめに身体をととのえるお灸」をテーマとするお寺でからっぽ体験のリポートをさせていただきます。
「年のはじめに身体をととのえるお灸」の会では、まず自分自身の身体に意識を向けることから始まり、最後は寝転んで自分の呼吸に意識を向けながら温めた石をお腹にのせリラックスをするという様な時間を持ちました。
昔の方々は、具合の悪いところに温めた石を乗せ、治療をしていたそうです。またそれは現在のモグサを使ったお灸の始まりとも言われています。
もぐさ特有の香りもとても魅力的ですが、今回のように温めた石を使用する場合は煙も香りもでませんので、煙や香りがないほうが良いという方にはオススメかもしれません。
お腹に石を乗せていた時間は15分ほどでしたが、参加者の方にはうっすら汗をかかれている方もいらっしゃいました。会の終了時には、みなさんで温かいノンカフェインの紅茶で水分を補給しました。参加者の方からは「石たった二つでこんなに身体が芯から温まるなんて驚きでした」「日常ではこんな時間はなかなかとれないので、すっごくリラックスできました。今度心の話なんかも合わせて聞かせてほしいです。」なんてお言葉を頂きました。
お寺でからっぽ体験はこれからも、心身ともに「ほっ」と出来る様なそんな時間のお手伝いを出来ればと思います。
次回は、お灸の種類について鍼灸師の坂部先生よりお話をうかがいます。どうぞお楽しみに。
2016.3/1更新
※ヨガとお灸は有資格者の指導のもと行っております。
次回の「お寺でからっぽ体験」の開催は3月18日。お申し込み、お問い合わせは下記でお待ちしております。
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他力本願ネット
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掲載日: 2016.03.01