寺子屋あしたデザイン「お寺でからっぽ体験」No.11 –呼吸について-
お寺という空間でお灸やヨガ※1)を通じて少し自分自身を休める、そんな時間を過ごす「お寺でからっぽ体験」。今回は、ヨガで大切にされる呼吸について少しばかり、ご紹介させていただきたいと思います。
みなさん、鼻で呼吸をする時、両鼻で呼吸しているのではなく、片方の鼻は休んでいることをご存知でしょうか。さらには、左右約二時間半ずつ交代をしているそうです。ヨガでは、身体と心、左と右、陰と陽、など対極のもののバランスをととのえることを大切にしていますが、この鼻の左右の呼吸のバランスよくするということも、とても大事にされています。
なぜならば、どちらの鼻の穴で呼吸するかによって、使う神経が変わり、身体や心へ影響を与えるからです。右の鼻の穴を使う呼吸は交感神経系を刺激し、左の鼻の穴を使う呼吸は副交感神経系を刺激します。つまり、右の鼻の鼻を使う呼吸は気合いが入ったり、左の鼻の鼻を使う呼吸はリラックスしたりするのです。
ですので、もしも、踏ん張りたいのに眠たい時には、左の鼻の穴を手で押さえ右の鼻でしばらく呼吸をしてみると段々と意識がはっきりとしてきます。また反対に、休みたいのにどうしても眠れないという時には、右の鼻の穴を手で押さえ左の鼻でしばらく呼吸をしてみると段々と身体が緩んで、ゆったりと休める準備がととのいます。
なかなか普段意識をしない呼吸ですが、とても奥深いものなのでまたご紹介をさせていただければと思います。
※1)yogaについて日本では「ヨガ」と「ヨーガ」と二つの表記があるそうですが、今回は「ヨガ」との表記をさせていただいております。
2016.4/20更新
※ヨガとお灸は有資格者の指導のもと行っております。
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掲載日: 2016.04.20