お寺で謎解き脱出ゲーム No.6ー近代的な本堂でー
2016年6月25日(土)にトイカケボーズさんの「」お寺で謎解き脱出ゲーム第5回が京都のしんらん交流館で開催されました。今までの開催は昔ながらのお寺の本堂でしたが、今回は近代的なホール型の講堂での開催となりました。
今回、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を題材に考えられた「地獄からの脱出」というテーマでの開催でした。ゲームマスターと呼ばれる司会者の僧侶が黒の衣姿(布袍・輪袈裟・白衣)で登場し、会が進んでいきました。
2人ないし、3人1組のチームになって行うこの謎解き脱出ゲームでは参加者一人ひとりの協力によって、問題や謎が解き進められていきます。ゲームマスターの佐藤さん(浄土真宗本願寺派僧侶)は「地獄からの脱出」の謎もご自身で考えられており、当日ゲームマスターとして、ヒントを出したりしながら会を進められていました。
佐藤さんによると、「チームやメンバーによって、脱出成功になるかどうか変わってきたり、雰囲気も変わるので、毎回楽しいです。そして、自分が作った謎を楽しみながらまた、悩みながら解いてくれるのも、見ていて嬉しくなる。」とのことでした。
また、今回は僧侶の服を着てゲームマスターをされ、「この服はコスプレじゃないよ~」とのゲームマスターの声に参加者から笑いが起こっていました。その後、僧侶のことや仏教のことも少し話してくださり、最後まで和やかな雰囲気に包まれていました。
今回の公演では今まで以上に終演後、参加者の方々が興味津々に僧侶の服装やご本尊をまじまじ見たり、佐藤さんとお話をされていました。参加されていた20代、30代の数名のグループの方たちは、帰り際にご本尊の近くまで行き、合掌礼拝をされて帰られる方も多くいらっしゃいました。お話を聞いてみると、普段はなかなか手を合わされることは少ないようですが、このような機会なので手を合わせてみたくなった、とおっしゃっていました。
ますます、これからの活躍が楽しみです。
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2016.7/22 更新