寺×音楽 LIFE SONGS プロジェクト「一歩、前に進むための別れの曲No.2」
2017年3月4日(土)に京都・西岸寺において第3回目の開催となる、音楽を通していのちを考える機会を提供する、LIFE SONGSプロジェクト-お寺で音楽ライブ-が開催されました。
第1、2回のテーマは「人生、最後に聴きたい曲」ということで若手僧侶や若手学生アーティストが「人生の最後」、「死」というものを思った時にどんなことを感じ、どんな曲を聴きたいかを考え、演奏してもらいました。
LIFE SONGS、第3回目の開催となる今回のテーマは「一歩、前に進むための別れの曲」でした。3月の開催ということで、「別れ」をテーマとして、若手僧侶や若手アーティストに歌ってもらいました。
一人目に演奏をしてくれたのは、この3月に龍谷大学を卒業された、善積史成さんです。
演奏曲は、「靴紐/高橋優」と「バイバイサンキュー/BUMP OF CHICKEN」という2曲です。
このイベントのテーマ「別れ」ということを聞いて、選ばれた、高橋優の「靴紐」を最初に歌ってくれました。辛い別れと向き合い、靴紐を結んで一歩前に歩き出す。複雑な感情の中に、強い想いが込められていました。また、ご自身が音楽を好きになったきっかけのバンド、BUMP OF CHICKENの「バイバイサンキュー」を歌われて、音楽を通じての友人のことや、大学生活の辛かった時期にアコーステッィクギターで歌うという音楽と出会い、仲間と出会い、素晴らしい大学生活を送れたことを話してくれました。
そして、この3月に楽しみや辛さを共有した仲間と別れなければならない、さみしい心情も話してくださいました。
次回も、引き続きLIFE SONGSの様子をレポートさせていただきます。
2017.3/29 更新