寺×音楽 LIFE SONGS プロジェクト「一歩、前に進むための別れの曲No.4」
2017年3月4日(土)に京都・西岸寺において第3回となる、音楽を通していのちを考える機会を提供する、LIFE SONGSプロジェクト-お寺で音楽ライブ-が開催されました。
第1、2回のテーマは「人生、最後に聴きたい曲」ということで若手僧侶や若手学生アーティストが「人生の最後」、「死」というものを思った時にどんなことを感じ、どんな曲を聴きたいかを考え、演奏してもらいました。
LIFE SONGS、第3回となる今回のテーマは「一歩、前に進むための別れの曲」でした。3月ということで、「別れ」をテーマとして、若手僧侶や若手アーティストに歌ってもらいました。
3人目に演奏してくれたのは、浄土真宗本願寺派の僧侶の好井正智さんです。
Mr.Childrenの「花-Memento Mori-」と「1999年夏、沖縄」の2曲を歌ってくれました。
「皆さん花は好きですか?」と始まり、「お仏壇にある花は綺麗に飾られています。しかし花はいつか枯れてしまいます。皆さん、花が枯れて立ち直れないくらい悲しくなったことはありますか?なかなかいませんね。花がいつか枯れることをちゃんと分かっているからです。」
どの出会いでも別れは来ますが、どこかで受け入れられてません。別れとちゃんと向き合うことができたら……」と語り、Mr.Childrenの「花ーMemento Moriー」を歌ってくれました。
そして、次にMr.Children「1999年夏、沖縄」という曲を歌ってくださいました。ヴォーカルの桜井さんが沖縄に行かれた時の心情を詩にされている曲で、沖縄の戦争のことや沖縄に住む人たちのことを歌われていました。
2017.4.12 更新