LIFE SONGS プロジェクト「一歩、前に進むための別れの曲」企画後記
LIFE SONGS—一歩、前に進むための別れの曲—のレポートを数回にわたって、掲載させていただきました。
3月4月は卒業、入学、就職、転勤など、出会いと別れが多い季節かと思います。そんな時期に別れをテーマとして開催させていただいた、LIFE SONGS「一歩、前に進むための別れの曲」は参加者や出演者にとってどのような時間となったのでしょうか?
出演者の方の中には学生生活に終わりを告げ、青春を共にした仲間との別れのさみしさと、これから歩んでいく人生の力強さを歌にしてくれた方もいました。別れというと一見、悲しいテーマに思えましたが、歌や語りを聞く中で、力強さも感じて勇気をもらえた気がしました。
また、卒業だけではなく、ご自身の親族や大切な方との別れについても歌っていただき、出演者と大切な時間を過ごし、いのちに想いを馳せる時間となりました。
「別れ」というものは、年齢を問わず誰でも一度は経験があることだと思います。しかし、なかなかそのことに想いを馳せたり、語り合って話をする時間がなくなってきているように思えます。社会では、楽しいことの共有は簡単ですが、悲しいことやつらいことの共有は特別な機会がないとなかなかできないのではないかと思います。LIFE SONGSではお寺や人を通して一人ひとりが悲しみも喜びも感じていけるような場やコミュニティそして、時間が生まれればいいな、と思っています。
何千年もの昔から、人の出会いと別れというのは人生における大切なターニングポイントだったのではないかと思います。
皆さんは、今までに出会いと別れをどれくらい繰り返してきたのでしょうか?
一つ一つの出会いと別れはあなたにとってどんな意味があるのでしょうか?
ゆったりとした音楽を聴きながら、出会いと別れに想いを馳せる時間が一人ひとりに生まれることが、豊かさにつながるのではないかと考えています。
LIFE SONGS実行委員より
2017.4/24 更新