お金をかけない東洋医学講座
昨年からスタートした寺子屋あしたデザイン主催の「お金をかけない東洋医学講座」の今回のテーマは、「カラダとのつき合い方〜生まれてから死んでゆくまで〜」です。
医学を学ぶという時には、どうしても「生」が強調されることがありますが、悲しいながらも私たちはこの世にいのち頂いた限り死亡率は100%です。他の誰でもない、この私の、この身に起こるその変化をどのように受け取っていったらいいのでしょうか。京都のまちでは、片づけの心構えを「始末のこころ」と言いますが、わが身の始(生まれ)末(死する)のつけ方を考える様な機会はなかなかないのではないでしょか。
今回の講座では、まず肉体の盛衰に関する東洋医学の考え方と、それぞれの時期に現れる肉体の変化、そしてその変化への対応について示し、次に、自分のカラダの声の聞き取り方が学べるそう。カラダの声を聞くことができるようになれば、体調のちょっとした変化を敏感にとらえて、養生のきっかけになればと企画をされているそうです。生まれ、老い、死んでいく肉体の変化を学ぶことで、今自分自身がどう生きていくのか考える様な時間となりそうです。次回会の様子をご報告出来ればと思います。
興味のある方は、是非下記URLから今後の活動等ご覧下さい。
●寺子屋あしたデザイン
https://www.facebook.com/asitadesign/?fref=ts
●寺子屋あしたデザインとは…??
寺院という非日常の場において、「老い」や「ストレス」といった問題を仏教と医療を通じて考える活動です。
講師:坂部昌明(さかべ まさあき)
京都在住。明治鍼灸大学(現、明治国際医療大学鍼灸学部鍼灸学科卒業。京都府立医科大学大学院医学研究科修士課程 修了(医科学修士)。
現在は、森ノ宮医療大学保健医療学部鍼灸学科兼任講師・明治国際医療大学鍼灸学部鍼灸学科非常勤講師・公益財団法人未来工学研究所客員研究員と、多方面でご活躍の先生ですが、お人柄はほんとに柔らかくフランクな先生です。
2017.11/22 更新