古寺を訪ねる会〜六波羅蜜寺〜
今年度入部したえりりんの初活動日でした。
なつ : 「運動会の練習してるね-。」
えりりん: 「私、運動会ソーラン節踊りましたよ!!」
あじゅ : 「私もソーラン節踊った!!」
※ちょうど運動会シーズンだったため、近くの小中学校で運動会の練習が行われていました。
あじゅ: 「私、昔から蔀(しとみ)がある家に住みたいんですよね。」
なつ : 「いや、純日本家屋でもなかなか無いよ。」
【豆知識】
蔀とは格子を組み、間に板を挟んだものです。古典によく出てきます。
えりりん: 「六波羅蜜寺と言えば、空也像ですね。」
なつ : 「日本史の教科書に出てるやつね。」
あじゅ : 「今年のコ○ケに空也像のコスプレがあったの知ってますか?」
えりりん: 「あっ、私ネットで見ました。」
なつ : 「…空也?えっ、仏像のコスプレがあったの!?」
なつ : 「あじゅちゃん、何で閻魔王像の前で立ち止まってるの?」
あじゅ : 「なつ先輩、鬼灯の冷○って知ってますか?」
なつ : 「知ってるけど…。」
あじゅ : 「この横のちっさい像は○灯なんかなーと、思いまして。」
なつ : 「多分、違うと思う。」
なつ : 「六波羅は平家縁でもあるんだね。」
えりりん: 「だから、清盛の座像があるんですね。」
なつ : 「清盛は死に方が、死に方だからなー」
あじゅ : 「あれですよね!!俺の葬式はしなくていいから、墓の前に頼朝の首持って来い、的な。」
えりりん: 「合ってるけど、何か違うと思います。」
【豆知識】
平家物語の「入道死去」で、平清盛が遺言として「我いかにもなりなん後、仏事供用をもすべからず、堂塔をも建つべからず。急ぎ討つ手を下し、頼朝が首を刎ねて、我が墓の前に掛くべし。」という記述があります。
なつ : 「あっちに体の悪いところを撫でるっていう牛が居るよ。」
あじゅ : 「私肩こり酷いんで、肩撫でようと思ったんですけど、牛の肩って何処でしょう…。」
なつ : 「肩ロースのところじゃない?」
えりりん: 「こういう時って、何処撫でたら良いか、悩みますよね。」
なつ : 「私、悪いところだったら、頭撫でるようにしてるよ。」
えりりん: 「私も悪いところだったら、頭を撫でてます!」
【あじゅ】
空也像に盛り上がりながら、六波羅蜜寺に行きました。私は六波羅蜜寺に行くのは2回目でしたが、1回生のときに古寺を訪ねる会のメンバーと訪れ、教科書の仏像が目の前にある、と感動したことを覚えています。
【住所】
京都府京都市東山区五条通大和大路上ル東
【アクセス】
京都駅より206系統清水道下車、徒歩7分