被災地の声「希望の架け橋」
被災地の声「希望の架け橋」
1日にトラック4000台分の土砂を運ぶことができるというベルトコンベア。
「希望の架け橋」と名付けられたこのベルトコンベアは、津波被害に遇った陸前高田の旧市街地を、山から削った土砂で12メートルかさ上げするという。夜になるとライトアップもされて、それがとても綺麗だったそうだ。しかし、かさ上げが終わったいま、架け橋は撤去され、陸前高田の旧市街地は再び灯りひとつ灯らない夜景に戻った。
「何回景色が変わったらいいんだろうね」静かな口調で女性は、堆(うずたか)くかさ上げされた旧市街地を眺めていた。
撮影 安部智海
2015.12/21更新
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掲載日: 2015.12.21