沖島タイムズ 沖島での暮らし No.04
沖島タイムズ「沖島での暮らし」では、沖島の暮らしについて昔の沖島について話してくださった島民の方の似顔絵とその当時の出来事についてイラストを交えてご紹介していきます。沖島での暮らしから、私たち一人ひとりの暮らしについても考える機会になればと思います。
—当たり前を当たり前にしない
蛇口をひねれば、水が出る。そのことをどこか当たり前にしてしまっていたなぁ、と沖島でお話を聞かせてもらっていると気づかされます。例えば昔の沖島では、1日の生活水を、朝琵琶湖へ汲みにゆき、家の前の壷に貯めて大切に使っていたそうです。また、その毎朝の水汲みは子どもの役割で、そうすることで、水の大切さを自然に学んでいたそうです。
蛇口をひねると水が出てくるという暮らしが当たり前になっている子ども達に「水は大切だよ」といくら言葉で伝えたとしても、実感が伴わなければ、その気持ちをずっと持ち続けることは難しいのではないかなぁと思います。またそれは、水に関したことだけではなく、スイッチを押すと電気がつく、注文ボタンを押せば本がすぐ手元に届く、ボタン一つ押せばメールが届く、など私たちの現代の生活の色々な場面で同じ様なことが言えるのかもしれません。
私たちは沢山の「便利さ」に囲まれて生活をしています。勿論そこから受ける恩恵も沢山あります。しかし、だからこそ、その「便利さ」が私たちの手元に届くには多くの人の「お陰さま」があることや、そのものは「限りがある大切なもの」だということも同時に意識していけるような心も大切にしていきたいと感じました。
【どうして私たちが沖島の島づくりにかかわらせてもらっているのか】
沖島タイムズ(1000年続く島づくり)vol.1
https://tarikihongwan.net/muramachika/5986.html
2016.11/25 更新