沖島タイムズ(1000年続く島づくり)vol.31
沖島タイムズ(1000年続く島づくり)vol.31
—まちづくりに欠かせない「よそもの・わかもの・ばかもの」
現在「むらまち課」においては、滋賀県の琵琶湖の東南に位置する離島沖島で「沖島SOMOSOMO(そもそも)」と名付けた聞き取りを行っています。聞き取りは、沖島の人は勿論、お仕事で沖島にいらしている方、学生さんなど島外から沖島に訪れている方々にも話をうかがっています。
まちづくりを行う時に大切にされることの一つとして「よそもの・わかもの・ばかもの」という言葉があるそうです。それは、自分たちのまちのことは、実は自分たちだけでは気づきづらかったり、何かに取り組む時も挑戦する前からあきらめてしまうことがあるそうです。だから、新しい目線として様々な人の力を借りていく、そうした時にはじめてまちづくりが、活性化していくそうです。
もしかすると、それはまちづくりだけではなく、私達一人ひとりについてもそうではないでしょうか。他によって、今まで知らない自分が知らされていく、そんな風にも言えるかもしれません。
「よそもの・わかもの・ばかもの」という言葉は一見すると、少しとがった言葉にもとれますが、自分たちだけで何かを解決していくのではなく、周りの力を借りたり、やる前から「無理だ」と思わずにやってみる、そんなところから始まる何かがあるのかもしれません。
「沖島SOMOSOMO(そもそも)」は、沖島にあるお寺さんで、沖島に住んでらっしゃる方、島外からいらっしゃる方の聞き取りを通じて、「沖島」の魅力を再発見する場であり、今後の沖島の在り方を考えていく為の大切な場です。
【どうして私たちが沖島の島づくりにかかわらせてもらっているのか】
沖島タイムズ(1000年続く島づくり)vol.1
2017.6/7 更新