先の二人の案内役をしていた女の子

前回の彼女とは中学校以来の親友だとか

京都で暮らす彼女は

桜の名所をいくつも押さえていて

今回は二人のために岡崎疎水を選んだのだとか。

桜はそれぞれの旅立ちを祝うかのように

春、咲きほこる

それは友の門出を見送る彼女にとっても

特別な景色に映る、そんな気がした。

Temple：Nishihongwanji　Photo : Kunihiro Fujihara　Text : Fusyo Suyama

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