【5月5日はこどもの日】こそだてオススメえほん まとめ
5月5日は「こどもの日」。そんなこどもの日にちなみ、子育てに役立つ絵本を紹介します。
『もったいないばあさん』
「もったいない」を子どもと楽しく、一緒に考えていける絵本。
主人公の「ぼく」はご飯を食べ残したり、歯磨きの時に蛇口の水を止めなかったりと、よく「もったいない」ことをやってしまいます。するとどこからともなく「もったいなーい」と言いながら、「もったいないばあさん」がやってきます。そして、ぼくに少しこわい「しつけ」をしてきます。どんな「しつけ」なのかは読んでみてのお楽しみです。
さく・え:真珠まりこ 氏
出版社:講談社
『ごくらくももんちゃん』
1~3歳児に大人気。「多くを語らない」という魅力。親子で楽しめる絵本
主人公はおむつを履いた桃の赤ちゃんの「ももんちゃん」。お友達には きんぎょさん、さぼてんさん、おばけさんなどがいます。今回のお話は、ももんちゃんがお風呂に入っていると、お友達も次々と同じお風呂に入ってくる、というものです。
さく・え:とよた かずひこ 氏
出版社:童心社
『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』
どんな人が私のご先祖様だったのだろう?いのちのつながりを感じさせてくれる絵本
「ねえ、おじいちゃん。おじいちゃんのおじいちゃんは、どんなひと?」
5歳の男の子の素朴な疑問から、時代がどんどんさかのぼります。おじいちゃんからおじいちゃんへ、そのまたおじいちゃんへとご先祖さまをたどっていくお話です。
時代をさかのぼっていくたびにおじいちゃんの服装や雰囲気が変わり、細かい背景も見ていて面白いです。さmざまな時代、歴史があったのだということが伝わってきます。
そして、自分のご先祖様に思いを巡らせていろんな想像が膨らみわくわくさせられることでしょう。
作・絵 長谷川義史
出版社 BL出版
やさいのおなか
野菜に興味を持てる絵本
この絵本は、「これなあに?」のクイズ形式でみんなと考えながら楽しむことのできる絵本です。
野菜のお腹(切断部)がシルエットになっていて、「これは何のおなかかなぁ」と読み手も聞き手も考えながら見ることができます。
2歳くらいの子であれば、シルエットはわからなくても、答えをみたら、「この野菜だったんだー!」と喜べますし、年長さんだったら、シルエットをみてその野菜を推測することができ、考える力も育ちます。ちなみに枠の色がその野菜の色になっていているのです!それをヒントに考えてみるのも楽しいですよ。
作・絵:きうち かつ
出版社:福音館書店