子育てのススメKyoto—お寺で聞ける子育てがラクになる3つの話

 

 

図1

「子育てって一体何が正解なんだろう?」
「子育てがしんどいのは私だけなんだろうか?」
そんな風に思われたことはないでしょうか。

12月3日(日)京都市内のお寺で「子育てのススメ Kyoto —お寺で聞ける子育てがラクになる3つの話」が開催されました。主催は、滋賀県で「子どもがなりたい自分に向かって思いきり取り組める社会をつくる」そんな使命を掲げるNPO法人のD.Liveさん。
代表の田中さん自身、高校生の時に不登校、大学生で引きこもりを経験し、ガンバりたくても、ガンバれない、自分で自分がよく分からない、なにがしんどいのかさえわからない苦しみ、孤独感を抱えたことを通じて、NPOを立ち上げられたそうです。5年目を迎える現在は、不登校についてのサポートサービス、子どもの自信についての白書の作成及び普及、保護者の方、学校の方を対象に講演会活動など幅広く活動をされていらっしゃいます。

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D.Live代表理事の田中洋輔さん。学生時代は、テレビ制作、政治家インターン、カフェ運営などをおこない、2009年にD.Liveを設立。小学校から大学まで各地で講演・授業を実施。商店街のイベント企画・運営、まちづくりに関するワークショップもおこなう。

そんなD.Liveさん主催の「子育てのススメ Kyoto —お寺で聞ける子育てがラクになる3つの話」では、「これだ!」という正解を持って帰ってもらう様なイベントではなく、様々なゲストの話を聞いたり、参加者同士の対話を通じ、自分自身が改めて自分自身の子育てをゆっくりと考えるような時間を目指したものでした。その為、10時半からスタート、13時クローズのイベントもゆったりリラックスして語り合う時間を大切にしたもので、親御さんも子どもさんも安心して食べることの出来るパンもより一層会を和やかにしていました。


図3

【プログラム】
・ 自己紹介
・本日のパンの紹介
・ ゲストトーク/マナビトーク (3名のゲストが「子育てのススメ」をプレゼン)
・参加者みんなで子育てについて話す時間
・もうちょっと話したい人のためのフリータイム

 

図4
また、当日はゲスト3名に、日常の実体験から「子育てがラクになるススメ」となるテーマをお話し頂きました。学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うホームスクール実践者の瀬戸真由美さんからは「『学校、行きたくない』と子どもにいわれたときのススメ」について。おしゃれな個別指導塾StudyRoom副教室長の東海林大樹さんからは「見守りのススメ」について。浄土真宗本願寺派の僧侶の加茂順成さんからは「心が穏やかになる子育てのススメ」について。

参加者の方々は、ゲストのお話を真剣に聞きながらも「最近近所に越してきて、凄く不安だったので勇気を出してきてみてよかった」「不安を抱えてるのが自分だけじゃないって知って、なんだかほっとしました。」「お寺ってなんかすごく落ち着く空間なんですね。」と、いつも持たれている緊張感や不安が少し安らいだようで、なんだか嬉しくなりました。

次回は、ゲストのお一人おひとりがどんなお話をしてくださったかご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!!

NPO法人のD.Liveのことをもっと知りたい方はこちら
dlive.jp

2017.12/8 更新
 

   

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掲載日: 2017.12.08

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