講師・森本千絵ほか、参加者・関係者らのインタビューを交えて伝えるVol.1記録動画を公開
浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室によるあらたな取り組み「スクール・ナーランダ」は、これから社会に出ようとする10~20代向けの仏教を通じた新しい学びの場です。2017年の最初の舞台は、京都(2017年2月4日(土)・5日(日)/本願寺及び伝道院)と富山(2017年3月4日(土)・5日(日)/飛鳥山善興寺、他)。僧侶に加え、森本千絵(アートディレクター)、環ROY(ラッパー)、観山正見(前・国立天文台台長)、内藤礼(美術家)など、多様な分野の専門家を講師に迎えて実施しました。
人類が積み重ねてきたさまざまな叡智 – 科学や芸術、哲学、宗教、2,500年続く仏教。社会が激動し、価値観が多様化するなかで、それらが、生きるための「軸」を形づくるヒントにならないだろうか。そう考え、「スクール・ナーランダ」では、仏教をはじめ多様な分野の叡智を集め、それらを横断的に学び、双方向に対話をし、実際に体験できる場をめざし、継続的な展開を予定しています。
京都・富山開催を通じ、サポートメンバー含め約250名の若者が参加し、大きな反響を呼んだ昨年度のスクール・ナーランダ。このたび、京都での開催の様子と、講師、主催者、サポートメンバー、参加した高校生らのインタビューを交えた記録動画が完成しました!
僧侶、科学者、ラッパー、人類学者など、多様な講師陣と若者たちによる化学反応が生み出された濃い〜2日間の模様、どうぞご覧ください。
※スクール・ナーランダ記録動画クレジット※
プロデュース:林口砂里(エピファニーワークス)
制作 :小松健太郎(モーフィング)
撮影 :山中慎太郎 小荒井寛達 坂内七菜
今回の記録動画は、デビッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」東京展など、展覧会やアーティストイメージの撮影を数多く行う写真・映像作家の山中慎太郎(Qsyum!)さんがディレクションしてくださいました。仏教と多様な分野の智慧を共有し、本質的で深い学びの機会となったスクール・ナーランダの雰囲気を、5分22秒の動画のなかで多角的に伝えています。
Vol.1京都、Vol.2富山の詳細レポートは、今後、こちらのページで順次公開してまいりますので、お楽しみに。また、次回vol.3を京都・本願寺で12月に、Vol.4を東京・築地本願寺で予定しています。次回以降も、たくさんの方たちの参加をお待ちしています!
【Vol.1・Vol.2の開催結果について】
<Vol.1京都 開催概要>
・日時 :2017年2月4日(土)・5日(日)10:00~17:30
・会場 :本願寺及び伝道院
・テーマ :わけへだてと共感
・参加人数 :述べ115名(4日62名、5日53名)
・講師(敬称略):天岸浄圓(浄土真宗本願寺派僧侶)/高橋英之(認知科学者)/
森本千絵(コミュニケーションディレクター、アートディレクター)/
小池秀章(浄土真宗本願寺派僧侶)/川瀬慈(映像 人類学者)/環ROY (ラッパー、音楽家)
<Vol.2富山開催概要>
・日時 :2017年3月4日(土)・5日(日)10:00~17:30
・会場 :飛鳥山善興寺、他
・テーマ :「土徳-土地からのいただきもの」が育むものづくり
・参加人数 :述べ81名(4日40名、5日41名)
・講師(敬称略):太田浩史(真宗大谷派僧侶)/観山正見(天文学者)/内藤礼(美術家)/
飛鳥寛静(浄土真宗本願寺派僧侶)/能作克治(金属鋳物メーカー)/
島谷好徳(鍛金職人)
【アンケートよりスクール・ナーランダに参加しての感想】
- ・人生観が変わりました。大学4年間で学んだことと同じくらいの学びがあったと思います。社会人ですが、可能であれば運営側にも関わってみたいと思いました。 (京都)
- ・非常に面白かった。この経験を何らか自分の行動に昇華させたいと思える良い時間になりました。(京都)
- ・一つの大切な事を、皆で深くほるというより、色々な視点から見ていて相違点を見つけあって、共感し合ってという形が素晴らしいと感動しました。(京都)
- ・仏教に対して全くといっていいほど興味を持つことなく日々過ごしていたことが、もったいなかったと感じました。今までの自分の考え方とは違う受けとめ方を学ぶことが出来ました。(富山)
- ・高岡=ものづくりのまちという意識が富山県民でありながら全くありませんでした。このような機会がなければ伝統産業に触れることができなかったと思います。(富山)
- ・自分を知るひとつのきっかけ、気付き直すヒントにあふれてました。(富山)
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