DeathCafe×テラ・カフェ〜「死」を語り合う〜【後半】

平成29年3月8日に京都市下京区にある一念寺様にて、浄土真宗若手僧侶グループであるワカゾー主催のDeathCafeと認定NPO法人テラ・ルネッサンス主催のテラ・カフェのコラボ企画を開催しました。「死」について話したい方が集い、それぞれの想いを大切にしながら気づきを深めていくDeathCafeと、国内外で地雷・小型武器・子ども兵・平和教育の課題に取り組む「死」と隣り合わせで活動されるテラ・ルネッサンスさん。本企画は参加者の方々も含め、「死」について語り合うことを通じてもう一度、私達の「命」について見つめ直す機会になればと企画したものです。前回に引き続き、本企画の企画者である私長嶋が当日の様子を少しレポートいたします。(企画背景はこちらのURLよりhttps://tarikihongwan.net/?p=8865&preview=true)

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—開催してみて・・・

開催をしてみて感じたことは、「死」を意識する場面は人それぞれで、感じ方も多岐にわたるということです。たとえ言葉の表現として同じ「身内の死」であったとしても、それを経験された方の物語がそれぞれにあります。会場では様々な死の物語が語られました。自ら臨死体験をした、身内が亡くなった、友人に死にたいと相談された、自殺を思いとどまった経験をした、などなど。そんな語りに影響を受け、会の初めには、これまで「死」を意識したことが無いと仰っていた方も、過去を振り返り、実は、、、と話しはじめられます。

 

忙しい日々を送っていると、どこかで心の余裕がなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。そんな時、安心出来る空間で、死について語り合うことは決してネガティブなことではないと思っています。「死」について考えることによって、忙しい日々から少し距離を置き、普段とは少し違った角度で自分を振り返ってみるからこそ、今までと違った何かが見つかるかもしれません。そのような営みを温かい空間であるお寺で開催できることは本当にありがたいことです。温かみのある空間、もっと踏み込んで言うと私のことをどこまでも大切に思ってくださる仏様を身近に感じられる空間だからこそ、死について安心して語れる。と、私は思っています。

 

長嶋蓮慧(僧侶・ワカゾーメンバー)

 

  • Deathcafeとは?

元々はスイス発祥の死についてカジュアルな雰囲気で語りあうもの。現在日本でも様々な場所で開催されている。

京都では、浄土真宗の若手僧侶のグループワカゾーが2年ほど前から寺院で開催。ワカゾー主催のDeathcafeについて、詳しくは…

https://www.facebook.com/deathcafe.wakazo/?fref=ts

  • テラ・ルネッサンスとは?

『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題解決の為に、ウガンダやカンボジアでの支援活動に加え、国内では『平和教育』の啓発活動に取り組んでおられるNPO法人です。https://www.terra-r.jp/

 

2017.04/07 更新

 

 

掲載日: 2017.04.07