「価値観の合わない人とどう付き合えばよいですか?」

≪本日の僧侶プロフィール≫

 

 

・サブカル僧侶

TV・マンガ・音楽などの現代のサブカルチャーに造形が深いが、僧侶として「温故知新」の精神も忘れることがない。

 

・コンサル僧侶

10年間、企業コンサルタントとして活躍するが、自身の人生を改めて振り返った時に、利益至上主義の生き方に限界を感じ、一念発起。僧侶となる。

 

・グローバル婚活僧侶

グローバルな視点から現代の諸問題に取り組むと共に、自身の婚活にも余念がない。

 

・サイバー僧侶

お寺生まれIT育ち。趣味が高じてIT業界に進むも、自らの使命に気付き僧侶の道に。最新機器への物欲が目下の悩み。

 

 

≪本日の人生僧談≫

価値観の会わない人と

 

「価値観の合わない人とどう付き合えばよいですか?」

 

 

 

根本的に価値観の合わない人と、どう付き合えばいいのでしょうか?

 

 

サブ:この人と同じ悩みを持ってる人は?

(サブカル僧侶・コンサル僧侶・サイバー僧侶の3人が挙手)

4人中3人が賛同ってことは、多くの人が抱える共通の悩みってことだ。

 

サイ:ちなみに一人だけ手を上げなかったのは何で?例えば周りに根本的に合

わない人とか、水と油のように反発し合う人がいたりしない?

 

グ:そもそもそんな人っています?他人を見て、「あの人は根本的に合わない人間なんだ」って決めつけてかかるから、こっちが悩んでしまうんじゃないかな。

 

サブ:だけど価値観の相違っていうのも、そんなに気にならない違いと、すごく気になる違いが存在するよね。

 

サイ:この人は根本的に価値観の合わない人と、どうしても付き合わなければならない状況なんだろうか?あまりにも合わないんだったら「付き合わない」という選択も出来るはずだけど。

 

コ:会社や組織もそうだけど、価値観の違う人と同じ方向やゴールへ一緒に向かわなければならないから、しんどくなるし苦しい状況になってくる。

 

サブ:人生に価値観の問題は付きまとうよ。例えば夫婦間でも問題はあるし、世代間の相違によって価値観もきっと違ってるはず。

 

グ:けどその人の価値観を知っていくと、自ずと付き合い方が変わってこない?相手の価値観を知ることによって、当然、相手との摩擦や衝突が少なくなっていくと思う。

 

コ:誰とでも価値観が合うと思うのがまず間違い。むしろ逆で、人それぞれ価値観が異っているのが当たり前。そこからどれだけ合わせていくことが出来るかどうかが重要なんだろうね。

 

サブ:コミュニティーが存在するのもそう。多様性を認め合いながら築きあげていく関係性の中にこそ、人は幸せを感じたり豊かさを感じたりするものだから。

 

グ:相手との関係性の扉を完全にクローズしないことが大切だと思う。どれだけ嫌な人であっても、その人との関係を閉じ切ってしまえば、そこから何の発展も成長もなくなってしまう。

 

サイ:固定的・絶対的な考え方をしてしまうと、人間はそこから身動きがとれなくなる。自分の考えは相対的なもので、日々刻々と変わっていくもの。そこを見失うと自分の都合の良いものしか見えなくなってしまう。

 

グ:いずれにしても関係性を絶たないようにしてもらいたい。一対一で合うのがしんどかったら、友達を含めて会ったりするのもいい。その人との距離感がどんな形であれ、残しておいて欲しい。

 

コ:価値観が合うか合わないかで人を見て生きていくのは苦しい。合わない人のほうが圧倒的に多いし、自分と同じ人なんてこの世に存在してないわけだから。それより相手に興味を持ち、相手を知ろうとする思いが大切。ほんの少しでもその思いを持つことで、相手との関係性もきっと変わってくるから。

 

 

 

《中締め》

人それぞれ価値観が違うのは当たり前。それに相手のことを「こうだ」と決め付けてしまうと、そこから身動きがとれなくなってしまう。少しでも相手のことを知ろうという思いを持ち、心の扉を閉め切らないことが、相手との関係性を変えることが出来る方法かもしれない。

掲載日: 2014.02.26