【イベントレポ】お寺で謎解き脱出ゲーム「後日譚『耳なし芳一』」@福岡県

「夏といえば?」と聞かれるとみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?

海、お祭り、花火、お盆などいろいろあると思いますが、怪談なんていうのも夏の風物詩の一つではないでしょうか?
 
 
『耳なし芳一』という話を知っていますか?
体中にお経を書いて亡霊から身を守ろうとした芳一ですが、和尚が耳にだけお経を書き忘れてしまったため耳を奪われてしまった、という有名な怪談噺です。小泉八雲の『怪談』にも取り上げれられています。古くから親しまれています。
 

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(※写真は過去の公演の様子です)

 
令和元年8月24日に福岡県北九州市にある浄土真宗のお寺妙泉寺にて謎解き脱出ゲーム「後日譚『耳なし芳一』」が開催されました。
お寺で謎解きゲームを制作している「Toy×ボーズ(トイカケボーズ)」が仕掛ける、難易度が高めの謎解き脱出ゲームです。
20代~30代の方が20人ほど参加され、大いに盛り上がりました!
 
 
【仏教謎解き脱出ゲーム「後日譚『耳なし芳一』」のあらすじ】
怪談話で有名な『耳なし芳一』
その話には誰にも知られていない続きがあった・・・。
ある時どこからともなく助けを求める声が聞こえてくる。
芳一は、付き人であるあなたと共に旅立つのであった。
 
今回参加者の方は、消えた和尚を探して芳一とともにゲームを進めていくことになります。
 
詳しい内容は参加してのお楽しみ、ということで、例題を一問どうぞ!
 
 
★nazo
 
解けましたか?
 
「耳なし芳一」に関係のある言葉が答えになります!
(答えはこの記事の最後に)
 
実際のゲームでは4人1チームとなって次々と出される謎を解きながら、物語を読み進めていき、どうすればゲームをクリアすることができるのかを考えていくこととなります。
一筋縄ではいかない謎の数々に、悪戦苦闘をする参加者のみなさん。
 
「これでいいのかな?」「とりあえずやってみよう!」「なるほどそういうことか!」などなどそれぞれのチームから色んな声が飛び交っていました。
特に最後の謎はなかなかの難問。全6チームがとりあえず……最終解答まで、たどり着くことはできました。
 
全部で6チームありましたが、正解の答えを導き出したチームは…
 
 
……なんと1チームでした!
成功した1チームは他の参加者のみなさんから大きな拍手をおくられていました。
 
最後に答えの解説があるのですが、説明中にも「ええ!」「なるほど!」「すごい!」などの驚きの声が聞こえてきました。
成功チームはもちろん、失敗したチームも満足そうな顔をしていたのが印象的でした。
 
解説の後には物語のエンディングをみていただきます。
 
「真実を見極めるということはとても難しい。仏教でも“聴聞”といって何度も何度もお話を聞いていくことがとても大切である」
 
という結びで締められていました。
 
謎解きを始めから参加してもらい、このエンディングをぜひみてほしいところです!!
ゲームを楽しみながら、仏教の世界観を知ってもらったり、感じてもらえるような仕組みな内容となっています!
 
物語の題材は怪談ですが、ホラー要素はなく、怖いのが苦手な方でも楽しめる内容です。

今回の謎解きゲームを制作したToy×ボーズは全国で依頼を受け、様々な場所で謎解き脱出ゲームの公演をしています。お寺に親しみをもってもらえる一つのきっかけになってもらえたらという思いので、活動しています。
 
 
 
★記事中の例題の答え
「頭を使って」ということなので、
絵の言葉の頭の文字を拾うと答えがわかります!
「び」んご
「わ」に
「ほ」ん
「う」ま
「し」んぶんし
というわけで、答えは「びわほうし(琵琶法師)」でした!
 

(執筆:Toy×ボーズ 佐藤慶樹)

 
 
【Toy×ボーズへの公演依頼等】
・お問い合わせ toy.boze@gmail.com

・HP https://toyboze.wixsite.com/home

 

 

 


 

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