お金をかけない東洋医学講座

明日デザイン1

みなさんは、「シンギュラリティ」という言葉をご存知ですか?2010年代以降、アメリカの発明家・未来学者であるレイ・カーツワイルなどの提言を受け、2045年問題などと称されて話題になっている言葉です。「人類が人工知能(以下、AI)と融合し、生物学的な思考速度の限界を超越することで、現在の人類からして、人類の進化速度が無限大に到達したように見える瞬間に到達すること。」と表現されるのですが、ようするに、AIの思考能力が人類を追い越し、人類がAIの助けを借りて、さらに進化するであろうということです。


 AIが人類を超えるとなると、理論的な話ではありますが、そのうちAIは神仏のような叡智を手に入れるかもしれません。しかし、そこでは感情はどう扱われるのでしょうか…?ヒトの理性や考察力などは無用の長物になってしまうのでしょうか…?


 昨年からスタートした寺子屋あしたデザイン主催の「お金をかけない東洋医学講座」の今回のテーマは、「AIと感情〜東洋思想からみたAI・仏教からみたAI〜」。この回では、AIの存在をまじめに考え、AIの存在を通じ改めてヒトの感情や理性、そして「人間」について考えていきたいと思います。切り口として東洋思想からみたAI(鍼灸師)と、仏教からみたAI(僧侶)を取り上げ、そこから考察の糸口を見つけていきたいと企画されました。


 日々、新しい電子機器が生まれ、私たちの生活を楽にしてくれます。しかし、私たちは「これで満足」という感覚をいつになったら持つことができるのでしょうか。もっともっとと求める先に、私たちが目指す豊かさや、幸せはあるのでしょうか。むしろ、今まで私たちが何気なく使っている一つ一つの道具、私たちのカラダがどれだけ沢山のお陰さまで成り立っているのか、そんなこともお寺で共に話してゆけたらと考えています。
興味のある方は、是非下記URLから今後の活動等ご覧下さい。


●寺子屋あしたデザイン
https://www.facebook.com/asitadesign/?fref=ts


●寺子屋あしたデザインとは…??
寺院という非日常の場において、「老い」や「ストレス」といった問題を仏教と医療を通じて考える活動です。


講師:坂部昌明(さかべ まさあき)
京都在住。明治鍼灸大学(現、明治国際医療大学鍼灸学部鍼灸学科卒業。京都府立医科大学大学院医学研究科修士課程 修了(医科学修士)。
現在は、森ノ宮医療大学保健医療学部鍼灸学科兼任講師・明治国際医療大学鍼灸学部鍼灸学科非常勤講師・公益財団法人未来工学研究所客員研究員と、多方面でご活躍の先生ですが、お人柄はほんとに柔らかくフランクな先生です。


ゲスト:大塚雄介(おおつかゆうすけ)
浄土真宗本願寺派僧侶


2017.11/24