丹波哲郎の名言「自分が死んだら誕生日みたいにケーキにロウソクを立てて送り出してよ」

生きる力をくれる言葉

 

 
自分が死んだら、誕生日みたいにケーキにロウソクを立てて送り出してよ。
この世は仮の世で、あの世が本当の姿。めでたい日なんだからさ

─ 丹波哲郎 ─
(日本の俳優)/1922~2006

 

 

祖父は10年前にこの世を去った。
住職だったため、家族と門徒さんに囲まれて看取られた。
 
僕が少し遅れて駆けつけると、
門徒さんのひとりが開口一番
「ご往生、おめでとうございます」と言い放った。
当時は面くらい、
死んで何がめでたいのかと反発すら覚えたが、
いまなら少しわかる。
生前は忙しく疎遠だった祖父の存在が、
亡くなってから大きくなった。
 
いまどうしているんだろう、
どんな風に自分を眺めているだろう、
と身近に感じるようになった。
もしかすると祖父は消えたのではなく
本当の居場所に引っ越しただけなのかもしれない。
人間死んだら終わりと片付けるのはたやすい。
だけど、いないはずの祖父との対話が
いまの僕を支えてくれているのも確かだ。 
(30代・僧侶)

 
 

 
 

 

   

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掲載日: 2021.03.26