【老後の悩み】空き家を所有しているが、どのようにしていけばいいだろう。


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2022年12月8日
記事作成:他力本願ネット

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人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後のさまざまな悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター※」の相談事例をご紹介します。
 

 

相談内容

 

70代の女性からの相談です。
左京区で主人と二人で暮らしているが、向日市内に母名義の土地と古い家屋が残っており、この家をどうしようかと悩んでいる。息子が二人いるのでどちらかの子どもが住むかもしれないし、更地にして駐車場にしてもいいかとも思う。今は私が元気なので、月に1回程度は家の様子を見に行くことができているが、そのうちに通えなくなる時が来ると思うと早く手を打たなければとは考えている。

 

回答

 

相談者の兄弟は兄が一人。この兄は結婚時に父親から援助をしてもらっているようで、今回問題になっている土地建物は相談者が好きにしたらいいと言ってくれているそうです。
相談者の思いはご主人にも二人の息子にも伝えてないとの事。まずは、息子さんが本気で住もうと考えているかどうかを確認し、二人ともにその意思がないのであれば、売却を検討されてはどうかと助言させていただきました。もちろん駐車場にして賃料収入を得る方法もあろうかと思いますが、そのためには時々様子を見にいく必要性もありますし、管理するという手間もかかりますので、こちらの件も息子さんの思いを確認しなければなりません。

 
2017年12月号掲載
 

※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。

 
相談事例引用元はこちら

     

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掲載日: 2022.12.08

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