人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後のさまざまな悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター※」の相談事例をご紹介します。
 

相談内容

86歳男性からの相談
同い年の妻が肺炎で入院し、帰宅に向けてリハビリ中。病院からは退院の話も出ている。自分には体力が無くなって来ているのがよくわかり、妻が家に帰ってきても介護が出来るかどうか不安でいっぱい。何から手をつけたら良いのだろう。

回答

高齢の男性から同様の相談が寄せられる事があります。「まさか自分が妻の介護をするとは思っていなかった」というのが本音ではないでしょうか。病院内に相談室があればそちらで相談に乗ってくれますが、今回の病院には無かったとのこと。ひとまずは地域包括支援センターでご相談をされ、介護保険のサービスを上手に利用しながらご主人に負担のかからない生活が送れるよう考えていかれたらどうでしょうか。

 
2018年7月号掲載
 

※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。

 
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