被災地の声「俺は公営住宅ができるまで、自殺なんてできない」

(70代男性)

ある仮設住宅で、自死によって亡くなったという男性の話題を出された。

お聞きすると、公営住宅に移るまでは相続権がないから、

いのちを断つなら、 自分の息子たちに遺産を残せるようになってからと考えておられた。

そして、「自分は早く死ぬべきなんだけど、孫が公営住宅なら一緒に住んでもいいと言ってくれるので、

それまでは自殺はしないんだ」とも。

家族には迷惑をかけたくない。

家族と一緒にいたい、という当たり前な気持ちの中で、日々葛藤しながら、

それでも何とか生きておられる姿がうかがえた。

(安部智海)

 

——————————————–—–—–—–––

詳しい活動を描いた書籍はこちら

——————————————–—–—–—–––

 

   

Author

 

他力本願ネット

人生100年時代の仏教ウェブメディア

「他力本願ネット」は浄土真宗本願寺派(西本願寺)が運営するウェブメティアです。 私たちの生活の悩みや関心と仏教の知恵の接点となり、豊かな生き方のヒントが見つかる場所を目指しています。

≫もっと詳しく

≫トップページへ

≫公式Facebook

掲載日: 2014.02.21