沖島タイムズ(1000年続く島づくり)vol.30
「沖島は安心・安全」
とある漁師さんに沖島の魅力をお聞きしたときの言葉です。
島民同士知らない人はいないから犯罪がおこりにくい。
自動車も走っていないから交通事故もありえないのだそうです。
もしこれが都会であればどうでしょうか。
施錠はもちろんのこと、警備会社に委託しないと安心して生活できない。
交通事故が怖いので、子どもを外で遊ばせるのも気を遣う。
隣の住人の顔も知らないから、孤独死しても誰も気づかないかもしれない。
沖島の人々があたりまえのように謳歌している安心・安全なくらしは、
都会では得がたい財産といえるかもしれません。
現在「むらまち課」においては、「沖島SOMOSOMO(そもそも)」と名付けた聞き取りを行っています。
そもそも沖島の魅力って何だろう?後世に残していきたい沖島の価値って?などなど
本当に大切にしていきたいものをまちづくりのキーワードとして残していくことが目的です。
生まれも育ちも沖島の漁師さん、沖島出身だけど仕事の都合で島外に住んでいるサラリーマン、
都会から沖島への移住を検討している学生等々、
沖島の魅力を実感している様々な方々にお話を伺っています。
2017.1/13 更新