「地震」って何だ?地震大国の日本で暮らすということ【東日本大震災編】<前編>

 
「地震」って何だ?地震大国の日本で暮らすということ

はじめに

 
2011年3月11日金曜日、午後2時46分。東北地方太平洋沖地震が発生しました。地震だけでなく津波、原子力発電所事故も加えた複合災害となり、岩手県・宮城県・福島県など東北地方の太平洋沿岸を中心に全国的に大きな被害をもたらしたこの出来事は、「東日本大震災」と名付けられています。
東日本大震災は、津波のイメージが非常に強いですが、それを引き起こした地震そのものについては語られることが少ないのではないでしょうか。阪神・淡路大震災の360倍の規模とも言われる大きな震源によって起きる揺れが津波の前にどのように襲っていたのかを知ることで、将来の発生が予測されている南海トラフ巨大地震への備え方についても考えていきましょう。
 
今回は、前編と後編の二本立てでお送りします。前編では、東日本大震災について。後編では、南海トラフ巨大地震について、前回に引き続き黒田 真吾(くろだ・しんご)さんに教えていただきました。
 

(動画提供:岩手県宮古市広報課)

 
黒田:私自身、防災に関わる仕事で何度もこのような映像を見る機会がありますが、未だに言葉を失ってしまいます。当時東京にいて、避難先の公園で携帯電話から流れるテレビ中継を震えながら見ていたことを鮮明に思い出します。
 
――当時、私は関西地方にいて、わずかながら揺れを感じました。まさか東北で地震が起きているとは思いもよらず、ニュースを見て絶句したのを覚えています。
東日本大震災といえば、とにかく津波!という印象を強く持っています。それ以前には実際の津波の映像を見る機会がなく、初めて見たので本当に驚きました。

 
黒田:そうですね。平日の昼間でしたし、被災地の外ではテレビで報道される津波の映像を携帯電話等を通じてほぼリアルタイムに大勢が目撃したのですから、その影響は計り知れません。ただ、印象だけではなく、実際に津波の被害はあまりにも大きいものでした。
 

津波でどれだけの被害があった?

   

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掲載日: 2022.03.10