縁起【インスタ法話】
種という因があって、果実という果を結ぶ。
そしてその果実はまた種となり、次の花となる。
そこには雨という縁も、土という縁もありました。
みんな、ぜんぶ、今と私とつながっている。
それを縁起(えんぎ)と言います。
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【縁起】えんぎ
縁起(えんぎ)とは因縁生起(いんねんしょうき)の略で、それを悟られたのがお釈迦さまです。
すべては互いに関係し合っていて、何か一つが単独で成立しているものはありません。「それ」が今ある原因や、「それ」を助ける縁があり、すべてのものが相互に関係し合って生まれ、起こっているのです。
私を支える食事、その食事の材料の作物、その作物を作る農家さん、その作物を支える自然、、、数えだせばきりがありません。
環境、社会、文化、歴史、、、考え付かないほど多くのものが、直接的に、あるいは間接的に、今の私を支えてくれています。無関係に思えるものでさえ、無関係ではないのです。
現在あるものだけでなく、過去や未来、時空を超えて縦横無尽に関わり合っているその関係を縁起と言います。
とても壮大な世界ですが、それがお釈迦さまの悟りです。本当は、縁起に良いとか悪いなんてないのです。
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他力本願ネット
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掲載日: 2022.09.24