【老後の悩み】父に免許を返納して欲しいと思うが、どうしたら納得して返納してくれるだろう。
人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後の様々な悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター※」の相談事例をご紹介します。
相談内容
60代の女性からの相談。
父が運転することが心配で車のカギを隠したりしても勝手にカギを作り運転をする。時速30キロでも事故を起こしたらと思うと心配で何とか「免許返納」をしてほしいがどうしたら自分から進んで返納してくれるだろうか。
回答
近頃、高齢者の事故のニュースが多いのでご家族の方々が心配になるお気持ちはわかりますがお父さんも「自分は大丈夫」と思っている限り返納は難しいかと思います。
一度、最寄りの警察の「免許証センター」へお問い合わせをされてみてはどうでしょうか。
また、かかりつけの病院があれば主治医に相談してみることもお勧めします。
お父さんに直接先生から助言をしていただくことでご本人も納得し、免許証を返納することを考えてくれるかもしれません。
2018年8月号掲載
※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。
<あわせて読みたい>
「免許を返納して自由がなくなった」【みんなの人生僧談】
「免許を返納して自由がなくなった」【みんなの人生僧談】
相談事例引用元はこちら
Author
他力本願ネット
人生100年時代の仏教ウェブメディア
「他力本願ネット」は浄土真宗本願寺派(西本願寺)が運営するウェブメティアです。 私たちの生活の悩みや関心と仏教の知恵の接点となり、豊かな生き方のヒントが見つかる場所を目指しています。
掲載日: 2021.06.22