【老後の悩み】糖尿病が悪化して入退院を繰り返している父の介護を、母がかなり無理をして在宅で行っている。
人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後の様々な悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター」の相談事例をご紹介します。
相談内容
50代の男性からの相談です。
父が、持病の糖尿病が悪化して入退院を繰り返している。認知症の症状もあるため、退院後は施設へと考えているが、母は費用のことを考えると自宅で介護をしたいと言う。ケアマネージャーに相談したら「看護小規模多機能型居宅介護」と「介護老人保健施設」を提案してくれた。実際にどこがいいか決めかねている。
回答
自宅で老老介護するには限界があります。お母さんが言うとおり費用はかかりますが、お父さんの持病や認知症の進行を考えると、施設入所を考える方が適切だと思います。ケアマネージャーの提案施設はどちらもお父さんが安心して入所いただけますが、それぞれ受けられるサービスが違いますので、一度見学に行き、お父さんにあった施設をお選びください。
2019年2月号掲載
※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。
相談事例引用元はこちら
Author
他力本願ネット
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掲載日: 2021.07.15