【老後の悩み】父が近所の店で健康食品を購入し、かなりの金額になってしまっている。
人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後の様々な悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター」の相談事例をご紹介します。
相談内容
60歳の男性からの相談。
85歳の父が、近所の店舗で月に数回健康食品を購入してくる。父は自分が気丈な人間だと思っているので人の意見など聞く耳をもたない。父は「業者から『あと少し購入してくれたら目標達成する』と言われたので購入してあげた」と完全に業者を信頼しきっている。購入額は1回に数万~数百万。どうしたら健康食品を購入することを止められるか。
回答
お父さんにとって業者は「自分の話を親身になって聞いてくれるとても親切な人」になっている可能性があるので、家族がいくら話をしても解決するのは難しいと思います。現在、要支援1とのことですので、高齢サポートへ相談してみてください。また、今後の生活もありますので、これ以上購入費用が膨らむようであれば消費生活安全センターにも一度相談された方がいいかと思います。
2019年1月号掲載
※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。
相談事例引用元はこちら
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他力本願ネット
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掲載日: 2021.07.24