葬儀は誰もが通る道。寄り添うことで社会に尽くす。|株式会社ティア 代表取締役社長 冨安徳久さんインタビュー<後編>

 
前編に引き続き、株式会社ティアの冨安社長にお話をうかがいます。
 

 

葬儀は「諦める」ために必要

 
ーー葬儀はなぜ必要と考えますか?
 
冨安徳久さん(以下:冨安):遺された方が生きていくために必要だと思います。「諦める」という言葉は「明らかにする」が本来の意味です。死を正面から受けとめるためには、ちゃんとお別れをすることが必要だと思います。そのことで、たとえ一歩でも半歩でもご遺族が前へ踏み出すことができるのだと思います。「諦める」ために葬儀が必要なのです。人間は死を五感で感じなければいけないと思うので、葬儀はこれまでもこれからも大切なものであり続けるはずです。
 
ーー葬儀のアフターフォロー等はされていますか?
 
冨安:当社は、葬儀の事前・事後、空き家等の不動産や保険、遺品整理、生前整理、相続のことまで、ご遺族をトータルでサポートできるようになっています。消費者の困り事を先回りして先手を打っていくことが、究極のビジネスのあり方だと思います。
 

相談の様子(写真提供:株式会社ティア)

 
ーー近年、葬儀にどのような変化を感じますか?また、新型コロナウイルス感染症による変化などはありますか?
 
冨安:2020年の一度目の緊急事態宣言から、感染症対策を理由に、参列人数が減るなど葬儀の規模は縮小しましたが、その当時から今に至るまで「もう故人様と会う機会はないので、参列者として呼ぶべき人は呼んでください」とご遺族に声をかけています。
ただ、そもそも消費者のニーズが変化していて、これまで画一化されていた葬儀の様式が、多様化しています。その変化に対応し先取りしなければ、ビジネスとして成立しません。たとえば核家族がすすみ、葬儀も小規模化する中、当社では積極的に家族葬専用ホールの展開に力を入れています。
 

心のよりどころを求める時代に応える

   

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掲載日: 2022.09.27