人を知るとお寺が近くなる?マルシェで賑わう花まつり|「はなまるしぇ」活動ー長崎県教宗寺

花まつりとマルシェを組み合わせて

 

境内での法要(写真提供:小岱さん)

 
ーー教宗寺さんでは毎年4月第一日曜日に「はなまるしぇ」というイベントを開かれていると伺いました。この、「はなまるしぇ」とはどんなイベントですか?
 
小岱 海さん(以下:小岱):「はなまるしぇ」とは、「花まつり」+「マルシェ」を組み合わせて、お釈迦さまのお誕生日をみんなでお祝いしよう!というイベントです。
主に子どもたちとその保護者の方々をメインターゲットとしており、2018年よりこれまでに3回実施しました。(*1)
 

*1:2020年は新型コロナウイルス感染症のため中止

 
ーーなるほど、「花まつり」+「マルシェ」で「はなまるしぇ」なのですね。では、どんなお店や企画をされているのでしょうか?
 
小岱:マルシェでは、物品であればハンドメイドのモザイクキャンドル、器、編み物など、食べ物であれば、おぜんざいやパン、シフォンケーキなどのお店が並びます。他には、子どもたちにも楽しんでいただけるように、消しゴムはんこや、粘土を用いたスイーツデコレーションのワークショップも行いました。
 
「スタンプラリー」や「鐘つき体験」、「本堂での法話会」、「お念珠づくり」といった仏教に親しんでいただく企画も用意しています。
 
また、子どもたちの成長を共に喜ぶ「ハイハイレース」や、稚児衣装の試着撮影会を行いました。これは、お稚児さんの衣装を法衣店さんからお借りして、子どもたちに着てもらい、お寺の本堂や花御堂の前で記念撮影をしてもらう、というものです。
 
ーーとてもにぎやかなイベントで、お祝いにはぴったりですね!そんなイベントを思いついた経緯は何だったのでしょうか?
 
小岱:2018年の4月8日がちょうど日曜日と重なったことがきっかけです。休日だと人が集まりやすいので、何かしようかなっていう、ものすごく安易な考えで企画を始めたんですよね。それで、マルシェを開こうと思いついたんです。
 
手法が分からなかったので、最初は長崎市内で行われていたマルシェに行って、作家さんやお店に出店をお願いしました。ご縁があって、現在はほかのイベントで知り合い、お手伝いを申し出てくださった方にマルシェの運営を担当していただいています。
 

イベントのなかで大切にしていることとは?

   

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掲載日: 2021.11.24

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