【老後の悩み】妻が先に亡くなり一日が長くて仕方がない。
人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後のさまざまな悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター※」の相談事例をご紹介します。
相談内容
70歳の男性からの相談。
妻が亡くなり独りになってしまった。今まで自治会の活動等は妻に任せっきりで近所には知り合いがいない状態。妻が亡くなった事を受け入れられるようになってきて、ふと気が付くと寂しくてしかたがなく、一日が長くてどのように過ごしていけばいいのかが分からない。
回答
会社と家との往復の生活をされてきた男性に多い相談です。
カルチャーセンターや老人福祉センター、さまざまな大学のように公開講座などを実施されているところもありますので、そこで自分はいったい何に興味があるのかを探してみてもいいかもしれません。
もうひとつ大事な点は、外出すること。「家から出て毎日3人の人としゃべること」を実践されている方もいるようです。積極的に人とかかわる事で何かが変わるかもしれません。
2015年12月号掲載
※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。
相談事例引用元はこちら
Author
他力本願ネット
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掲載日: 2022.04.15