雪山俊隆さんの「白雪山善巧寺」より動画をご紹介│YouTube真宗動画レビュー#20
YouTube真宗動画レビュー第20回。今回のレビューは雪山俊隆さんの運営されているチャンネル「白雪山善巧寺」より「朗読法話(続・お茶の間説法)再生リスト」について。
動画はこちら
レビュー
昭和52年から53年に産経新聞婦人欄で掲載された『お茶の間説法』シリーズを朗読する動画をいくつもまとめた、いわゆる再生リストですね。
動画と言っても、あまり映像は使わず、基本的には音声を中心に進んでいく形式になっています。落ち着いた声でゆったり進んでいくので、すこしゆっくりと時間を過ごしたいときなんかに良いと思いますね。
ラジオ番組風の構成がステキですね。朗読に入るまえにナレーションがあって、それが雑談の気楽さで、すっと心に入ってきます。
一話あたりの時間はだいたい6分程度なので、集中して聞いていても疲れないところも良いですね。いつのまにか2話3話と聞き続けてしまう魅力があります。
ちょっと気になる話に出会ったときは、何度もリピートしてしまうことも。
さすが、一話一話の内容が洗練されている。簡単すぎず、難しすぎず。日常的な光景を入り口にして、私たちの暮らしの中に潜んでいる矛盾を掘り起こしていく。
ついつい引き込まれたところで、はっとするようなテーマに出会い、私の場合はどうだろうかと考えさせられる話の作り方が非常に魅力的。
それこそタイトル通り、お茶の間(生活)から法(仏教)の世界へと入っていくような動画。
企画について
超大型動画サイトYouTube。多くの方が毎日お世話になっているこのサイトにも浄土真宗や仏教に関する動画が増えてきました。人気のあるクリエイターも増えています。
この「YouTube真宗動画レビュー」はそんな中で、クリエイターさんから直接オススメの動画をお聞きして、その魅力を他力本願ネットのライターがレビューするという、ちょっと体当たりぎみの企画です。
他力本願ネットでは、こうした浄土真宗に関するオススメ動画や活動を紹介しています。
気になられた方は、ぜひ定期的にチェックして下されば幸いです。
今回のレビュワー
田舎好き僧侶
大自然とスローライフをこよなく愛する僧侶。将来は畑をいじって暮らしたいと夢見る。映画や動画は結構見るほう。
絵描き僧侶
小中高と美術部で過ごしてきたイラスト大好き僧侶。最近推しの舞台俳優が写真集を出してくれたのでご機嫌。
引きこもり僧侶
学校と図書館と部屋の往復だけで生きてきた引きこもり系。YouTubeはラジオ代わりで、動画を見ていると軽く酔う。
※ページのサムネイルはYouTubeより引用