子どもたちの健やかな成長を願って。お寺を活用した子育て支援。|子育て寺子屋―北海道真宗寺


 
おむつ替えや授乳、お遊び……決して楽ではない子育て。そんな子育てを支援するお寺があります。この度、インタビューさせていただいた北海道苫小牧市の真宗寺では、「子育て寺子屋」と題し、子育てのサポートをされています。これは、いったいどんな催しなのでしょうか?その様子を同寺副住職の朝倉恵昌(あさくら・けいしょう)さんにお伺いしました。
 

交通至便。工業と水産業が盛んな街にあるお寺。

 

真宗寺の外観(画像提供:朝倉さん)

 
――朝倉さん、本日はよろしくお願いします。はじめに、簡単に真宗寺さまのご紹介をお願いします。
 
朝倉 恵昌さん(以下:朝倉):真宗寺副住職の朝倉恵昌と申します。真宗寺は1890年に北海道苫小牧に開教し、現在で開基からおよそ130年が経ちました。歴史は浅いですが、初代住職の姿を知っておられる門信徒の方もご健在で、歴史を語りやすいところが特徴です。
 
――お寺のある、北海道苫小牧市はどういったところでしょうか?
 
朝倉:真宗寺のある苫小牧は、大手製紙メーカー「王子製紙」を始めとした工業が盛んであるほか、水産業でも有名な街です。また、苫小牧には港もあり、フェリー客が北海道で最初に訪れる「海の玄関」でもあります。人口は約17万人で、北海道内で札幌・旭川・函館に次ぐ4番目に多い街です。(※2020年時点)
 
交通の便が良く、札幌までは1時間弱、新千歳空港へは40分くらいでアクセスできます。比較的若い世代の転入が多く、伴って子ども世代も多いので、1学年に10クラスあるような学校もあるほか、近年になって中学校が新設されました。少子化の現代では珍しいことかもしれません。
 

子育て寺子屋とは?

   

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掲載日: 2023.02.06

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