【老後の悩み】妻の介護を子ども達には任せたくない。
人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後の様々な悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター」の相談事例をご紹介します。
相談内容
60代の男性からの相談です。
妻は要介護2で週4回デイサービスに行き、残りの3日は自宅で介護している。認知症も進んできている。なるべく子どもたちには迷惑をかけないようにしたい。認知症カフェも行ったことがあるが「人は人」自分の家と違うと感じている。
回答
今回の相談者のように「妻の介護は自分でする」「子どもに迷惑をかけたくない」と介護をひとりで抱え込んでしまう傾向が男性に多くみられます。心身の負担が大きくなり疲れが溜まれば介護どころかご自身が病気になってしまいます。困ったことがあればひとりで悩まずケアマネージャーや地域包括センターに相談してください。また、相談者のお子さんは親の世話をするつもりで同じ敷地内に住み、デイサービスがない1日は相談者の好きなことに時間を使わせてくれる協力的な家族なので、今後の介護についても悩みごとや不安なことがあればお子さんに相談し、意見をお聞きになることを助言させていただきました。
2018年12月号掲載
※相談内容及び回答を参考にされる際は、最新の情報をお確かめください。
相談事例引用元はこちら
Author
他力本願ネット
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掲載日: 2021.08.11