【老後の悩み】遺言書を残したいが脳梗塞の後遺症で字が書けない。
人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後のさまざまな悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター※」の相談事例をご紹介します。
相談内容
75歳の女性からの相談。
80歳の夫とは再婚同士。お互いに子どもがそれぞれいて、夫名義の土地と建物に夫婦二人で住んでいる。もしも夫が先に亡くなって、夫の方の子どもたちから「土地と家を売却して現金を均等に分けて欲しい」と言われたら、私の住むところが無くなる。それを防ぐ為に遺言書を夫に書いて欲しいと思うのだが、脳梗塞の後遺症があって字が書けない。このような場合どうしたらいいのだろう。
回答
このような場合は、公証役場に行って口頭で遺言書に書きたい内容を公証人に話しをし、公正証書遺言として残す事ができます(作成費用等が必要)。
また、病気のために外出が出来ない場合、公証人に出張してもらうことも可能です(別途費用はかかります)ので、公証役場でご相談してください。
2017年1月号掲載
※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。
相談事例引用元はこちら
Author
他力本願ネット
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掲載日: 2022.07.18