【老後の悩み】京都で一人暮らしの父の事が心配なので、自分(息子)の住んでいる関東に父を呼び寄せようと思う。


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2022年10月19日
記事作成:他力本願ネット

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人生に「老苦」はつきもの。老いと上手に向き合い、前向きに暮らしていきたいものです。今回は、老後のさまざまな悩み相談を受け付ける「京都府高齢者情報相談センター※」の相談事例をご紹介します。
 

 

相談内容

 

相談者は関東にお住まいの息子さん。
京都市内で両親が二人で暮らしているが、母が病気で先に亡くなり父が独居に。週末には様子を見に帰省しているがやはり心配なので、見守りのある施設入所を考えていて、関東の施設がいいか、京都の施設がいいか、迷っている。

 

回答

 

このような場合は、まずは、お父さんがどのように考えているかが大事です。入所されるご本人が自分の生活圏である京都がいいと言うのであればそれが一番いいですし、どちらでもいいと考えているのなら、やはり京都の施設をお勧めします。
子どもの立場としては、近くに移ってきてもらって頻繁に会いに行ける事を考えるかもしれませんが、高齢になって生活圏を変えるのは、身体的にも精神的にもかなりの負担となりますのでお勧めしません。やっぱり、なじんだ土地で暮らすほうがいいように思います。

 
2014年11月号掲載
 

※相談内容及び回答に基づいて行動に移される際には、最新の情報をお確かめください。

 
相談事例引用元はこちら

     

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掲載日: 2022.10.19

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