僧職図鑑06ー渡邊和憲(わたなべかずのり)ー《後編》

僧職図鑑06ー渡邊和憲(わたなべかずのり)ー《後編》

《前編の続き》

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― お坊さんでありながら、ICTのお仕事をされている。相乗効果みたいなものは、ありますか?

ICTは「道具」ですから、法話をする時に、プロジェクターで映したりとかは、します。だけど、それで僧侶としてのあり方が変わるわけではないです。それよりも、「僧侶という立場でICT業界にいる」ということが、断然意味が大きい。

むしろ、ICT業界やビジネスの現場の方にこそ、宗教的な考えや道徳心といったものが必要なのではないかと思います。

 

― 興味深いです。

ICT業界では、世界的には、自分より若くて、何億も稼いだり、大成功している人はいっぱいいます。国内でも同じ。「まちがいなく自分よりすごい」とは思います。

でも、お金を稼いだら勝ち組なんだとか、お金持ちが成功者なんだとかではなくて、金銭的なゆとりはもちろんみんな望むところだと思うんですが、それだけではない「心のゆとり」というか、そんなものが必要なのではないでしょうか。

ずっと金銭や成功ばかりを追いかけていったら、どこかで無理が来ます。それをどこかで整合性を取って、どこかでリセットしないと、つぶれると思うんですよね。お金とか、成果ではなくて、もっとなにか大事なものがあるんじゃないかと考えてみることが必要なんではないかと思います。

 

―仕事の成功よりも、大事なものがある。

一人の人間として、不安を抱えていたりとか、そういうものがあったら、会社はうまくいっても個人としては全然幸せではないですよね。会社がうまくいっても、個人がおかしかったら、何のために仕事をしているのかということになりますよね。

取引先の方々と、飲みに行ったりする機会も多々ありますが、自分が僧侶だとわかったら、悩みとか、いろんなものがぽろっと出てきたりするんですね。

「実は、うちの兄貴が急に亡くなって・・・」とか、「実家が遠くて、お墓がまだ向こうにあるんだけれどどうしたらいい?」とか、実は最近、そういった仏事の相談を受けることも増えてきました。

 

―お仕事で知り合った人が、そういう相談をされてくるんですか。

そうです。もちろん仕事の話もしますが、自分が僧侶だから、話してくださっている部分もあるように思います。最近、ちょっとずつですが、そんな関わりが出てくるようになってきました。

 

 

―でも、最初から、僧侶になりたかったわけではなかったとか。

寺の長男で、跡継ぎでしたが、お寺という環境がイヤでイヤで、ずっと逃げたいと思っていました。自分の置かれている環境が、ずっとイヤでした。親戚、門徒さんがみんな僧侶になれと期待するけれど、自由がないと思って、逃げたかった。何をするにもやらされている感がずっとありました。

それもあって、大学は理系を選びました。でも、大学時代、起業するときに相談に乗ってくれていた母の先輩で産学連携の担当の方が、突然亡くなられました。僕が最後に会話した2日後のことです。親しい人が、突然、いなくなってしまった。それが、すごく衝撃で、ショックでした。

それを乗り越えられたのも、自分が育ったバックグラウンドがあったからだろうと思って・・・。ずっと逃げたかったけれど、そういう道もあるだろうと思うようになった。そんなことがあって、気づかされました。そんな道があってもいいかな、と。それで、僧侶としての道を歩もうと思いました。

会社の目的も、収益を上げるということはありますが、大きな目線では、仏教の役に立ちたいと思っています。生活基盤のために、仕事をするというのはもちろんありますが、それと共に守っていかなければならないもの、伝統を守っていきたいという思いがあります。

 

― 本日はありがとうございました。

 

 

 
記事作成:他力本願.net
掲載日: 2013.07.19